創業文化3年(1806)黒石市の中で最も古い歴史を有している。代表銘柄は、「菊乃井」「稲村屋文四郎」「稲村屋」として多く知られる。「菊乃井」の名の由来は、二代目文四郎が菊の花を愛し、この芳香を酒に取り入れれば酒の楽しみもまた、一段と増し御得意先にも喜ばれるよう吟醸の搾りの際、槽口に菊の枝を置いて成功したことから始まる。昭和34年12月26日に現在の株式会社を設立。平成10年には、黒石市の文化財として指定。平成17年には、伝統的建造物群の町並みが指定されました。青森県産の酒造好適米「華吹雪」「華想い」「華さやか」を主に使用し、酵母も県産の「まほろば吟」「まほろば醇」「まほろば華」などを使用しています。水は八甲田山系の伏流水(軟水)を使用し職人が丹精こめた、他では無い青森県の酒造りにこだわりをもっています。※試飲は行っていますが、蔵見学は業務多忙と対応者の人手不足のため、現在行っておりません。