つつこ引き祭り

五穀豊穣・はだか若衆と大俵の祭り

つつこ引き祭り
福島県の10大奇祭にも選ばれている保原地域の「つつこ引き祭り」は、身を清めた下帯姿の若衆が三組に分かれて大つつこを引き合う勇壮な祭りです。3月の第一日曜日に実施され、厳島神社境内や保原町字4丁目交差点付近には黒山の人だかりで賑わいます。伊達市の無形民俗文化財にも指定されています。江戸時代から中村地区で旧暦の1月25日に行われてきました。中村は当時独立した村で、毎月25日に通り町で市が開かれてきました。1月25日は一年の初めての市なので、市を開く場所を決めるために「つつこ引き」が行われました。保原は真綿や生糸の生産と出荷の中心地だったので、村人たちは大いに商売繁盛を願いました。この祭りにはもうひとつ由来があります。享保年間(1716年~1735年)の凶作のとき、種籾を差し出して領民を救ってくれた領主、梁川藩主松平通春(後の尾張藩主第7代当主徳川宗春)に感謝して始められ、五穀豊穣を願う祭りであるとも伝えられています。■開催時期 毎年3月の第1日曜日■開催場所 つつこ引き場所(福島県伊達市保原町字4丁目地内)、      厳島神社(福島県伊達市保原町字弥生町58番地)
住所
福島県伊達市保原町字弥生町58番地
電話番号
024-576-4062
営業時間
料金
所要時間
備考
近くの観光スポットは、保原総合公園(伊達市保原町大泉字宮脇265)、赤坂の里森林公園(伊達市保原町金原田字二田ノ入147)、高子岡城跡(伊達市保原町上保原字丹露盤地内)などがあります。

東北の観光・旅行情報は「旅東北」へ https://www.tohokukanko.jp/

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