霊山神社は、南北朝時代に後醍醐天皇に仕えた南朝方の公卿・北畠親房、顕家、顕信、守親の親子を祀る神社。旧社格は別格官弊社で、明治維新の元勲・岩倉具視から寄贈された「錦の御旗」などが伝わっています。春の例大祭で奉納される剣舞「濫觴武楽」は、北畠顕家が多賀城から霊山城に入城した際、地元民が歓迎と武運長久の願いをこめて舞った剣舞が起源とされ、670年以上の伝統を持つ舞で、天空に太刀をかざし、勇壮に舞う姿は見る人を引きつけます。秋の例大祭では、獅子舞が奉納され、京都の嵐山から移植されたと伝わる境内のもみじが見頃になります。■春季例大祭 開催日4月29日、神事のあとに神社参道で奉納される濫觴舞楽、北又の獅子舞や霊山太鼓なども奉納されます■秋季例大祭 開催日10月上旬、獅子舞が奉納され、境内のもみじが見頃になります。■開催時期 春の例大祭は毎年4月29日、秋の例大祭は毎年10月10日 ※詳細については、霊山神社にお問い合わせください。■開催場所 霊山神社(福島県伊達市霊山町大石字古屋館1番地)