福島県立美術館は、県庁所在地・福島市の市街地や駅から近く、市のシンボル・憩いの場として親しまれている信夫山のふもとにあります。その信夫山を背景に、左右に県立美術館と県立図書館が展開するパノラマは、文化施設のたたずまいにふさわしい、静謐で落ち着きのある環境を生み出しています。
当館では、日本画、洋画ともに大正期の作品と20世紀アメリカの写実絵画を中心に作品収集し、特に、アメリカのアンドリュー・ワイエス、本県出身の関根正二や斎藤清のコレクションを特色としています。
常設展示室では、これらのコレクションを年4回展示替えをしながら紹介しており、企画展示室では、様々なテーマの企画展を年5回程度開催しています。
美術館の周りは広々とした芝生や小川の流れる庭園があり、市民の憩いの場になっています。美術の鑑賞ばかりではなく、散歩やジョギングなど、さまざまに楽しむことができる空間です。