「会津藩主松平家墓所」は、会津藩の二代藩主保科正経公から幕末の九代藩主容保公までが葬られており、昭和62年5月に国の史跡に指定されました。初代藩主の保科正之公は猪苗代町の土津神社に葬られています。このお墓は通称「院内御廟」と呼ばれ親しまれていますが、その面積は約15万平方メートルと広大で、墓域の中腹には西の御庭、中の御庭と呼ばれる藩主の家族のお墓があり、さらに石段を上がったところに藩主の墓があります。三代から九代藩主は全国的にも珍しい神式で葬送されており、構造もこの墓所独特のものになっています。
新緑の時期や紅葉の時期に、散策をかねてのお参りをする人も多いスポットです。