福島市西部にそびえる標高1707mの吾妻小富士。その山肌を縫うように走る磐梯吾妻スカイラインは、日本の道100選にも選ばれている。高湯温泉と土湯峠を結ぶ、全長約29kmの山岳観光道路で、最高標高1,622m、平均標高1,350mを走るパノラマコースは、まさに”空を走る道”。つばくろ谷や天狗の庭、湖見(うみみ)峠に代表される「吾妻八景」などビューポイントも数多く存在。春の「雪の回廊」、初夏の新緑、秋の紅葉と、雄大で変化に富んだ自然の風景を堪能でき、絶景を見に多くの人が訪れる。また、星空の美しさで知られる浄土平には、公開されている国内の天文台としては日本一高い場所(標高1,600m)にある「福島市浄土平天文台」もある。