十和田湖西湖畔の高台に佇む、十和田湖の風景を全客室から楽しめることができます。国際情勢の緊迫などで幻となった昭和15年の東京オリンピックを前に、日本を訪れる外国人観光客のための宿として、政府の要請で建てられたホテルのひとつであり1939年(昭和14年)にオープンした歴史と伝統があります。
当時、秋田・青森・岩手の三県から宮大工80名を集めて技術を競わせたと伝えられており、各部屋の床の間、天井、格子戸などの意匠もひとつひとつ異なり、それぞれが違った趣と表情を見せています樹齢の長い杉材を主体とした建物本体は、年を重ねるごとに磨きがかかり、柱に使われている丸太はますます独特の光を放ち、訪れる人々に驚きと感動を与えています。・国登録有形文化財