土崎地区の歴史と文化を伝承する施設として、2018年3月にオープンしました。ユネスコ無形文化遺産に登録された土崎神明社祭の曳山行事や、土崎空襲、北前船などに関する展示を行っています。
曳山展示ホールには、圧巻の高さ11.5メートルの曳山や、曳山行事の映像を大画面で放映する9面マルチビジョン、曳山の説明パネルなどがあります。空襲展示ホールには、日本最後の空襲の一つとされている土崎空襲で被爆した旧日本石油秋田製油所の倉庫の一部を移築展示しているほか、被爆範囲がわかるプロジェクションマッピングや空襲関連資料を展示しています。常設展示室には、北前船の模型(10分の1サイズ)や秋田街道絵巻のタッチパネル、土崎歴史年表など、土崎の歴史に関する資料を展示しています。タッチパネルや映像を駆使し、子どもから大人まで、土崎の歴史を楽しく学ぶことができます。
また、定期的に、お囃子の演奏や踊りの披露を行い、来館された方に、曳山まつりの雰囲気を体感していただいています。