一日市盆踊りは秋田県指定無形民俗文化財に指定されており、浦城三浦氏の時代である永享元年(1429)から永禄13年(1570)頃から踊られていたとされる非常に長い歴史を持った盆踊りです。また、寛文2年(1662)頃から現在の形へと変化したと伝えられています。長い年月をかけ「踊る踊り」として大衆化した現在では、テンポの速い「デンデンヅク踊り」「キタサカ踊り」、都から取り入れた優雅な「三勝踊り」の3つが伝承されています。毎年8月18日から20日までの3日間、一日市商店街を会場に開催され、浴衣姿や色とりどりの仮想をした踊り子が踊る姿は夏の風物詩となっています。