「旧池田氏庭園」本家庭園は、平成16年(2004)2月に国の名勝に指定されました。 秋田県内では庭園として初めて国指定名勝となります。 近代造園の先駆者である長岡安平(ながおか やすへい)が設計した庭園として、鑑賞上・学術上の価値が極めて高いと評価されています。 池田氏は、明治時代中頃から戦前まで高梨村長を務め、山形県の本間氏、宮城県の齋藤氏と並ぶ東北三大地主として知られています。 高さ・笠の直径ともに約4mを誇る国内最大級の雪見灯籠や、秋田県内で初めて築かれたと伝えられている鉄筋コンクリート造りの大正ロマン漂う白亜の洋館などが配置された池泉回遊式庭園内には四季折々の植物が咲き誇り、季節ごとにまったく異なる風景をお楽しみいただけます。