創建時期は定かではありませんが、中世末に戸沢氏がこの地を統治していた頃に古城山に鎮座しており、現在地に奉還されて以来、ここを神明山と称しています。
今の本殿は、明暦2年(1658)芦名氏の後に入郷した佐竹北家によって遷座されたと伝えられ、その頃より領民・氏子から篤い崇敬を集めています。延宝4年(1676)より例大祭前に獅子舞が全町各戸をまわるようになり、現在も伝統行事として継承されています。9月7日の例大祭では北浦神楽が奉納され、夕刻には各丁内から曳き出される18台の豪壮な山車が参拝し、角館の祭りとして賑わいます。