横手市増田まんが美術館は、「マンガの原画収蔵」をテーマとする日本初の本格的美術館。一番の見どころは、「マンガの蔵展示室」。『釣りキチ三平』で知られる地元増田出身の漫画家・矢口高雄をはじめとする国内外の著名な漫画家180名以上の貴重なマンガ原画40万点以上が収蔵・保存・公開されている。ブナのシンボルツリーが佇む「常設展示室」では、100名以上いる常設作家の中から、常時74名分のマンガ原画が入れ替わりで展示されているほか、マンガの歴史をさかのぼる「マンガヒストリー」のコーナーも。懐かしの作品を探すのも楽しみ方の一つだ。他にも、マンガ文化やマンガ制作の知識を学べる「マンガ文化展示室」、随時マンガ原画を中心に様々な切り口の企画展が開催される「特別展示室」など、合わせて3種類の展示室で、マンガを広く深く知ることができる。展示以外にも、2万5000冊以上の蔵書数を誇る「マンガライブラリー」、マンガにちなんだメニューを味わえる「マンガカフェ」、まんが美術館オリジナルグッズを中心にマンガグッズが揃った「ミュージアムショップ ストローハット」など、館内で一日中楽しむことができる。