山形県南陽市にある小さな温泉町《赤湯温泉》。
山あいにある温泉地が多い山形県では珍しく、町の中に14軒の温泉旅館と4つの公衆浴場が点在しています。
どの旅館へもJR赤湯駅からタクシーで5分ほどで着き、コンビニやスーパー、飲食店なども近くにありとても便利です。
開湯920年余年の古い歴史を誇る赤湯温泉は、寛治7年(1093年)奥洲統一を担った源義家が戦をしていた時、同行していた弟義綱に発見されたとされる歴史ある温泉です。義綱ら兵士が戦いで傷ついた体を湯に浸したところ、たちどころに傷が治り、血で真っ赤に染まったことが赤湯温泉の由来となったと言われています。その後伊達領時代を経て上杉領となり、米沢藩時代には殿さまが入る箱湯として保護されるとともに、藩公認の遊興の場所として栄えました。
葡萄栽培が盛んな南陽市には6つのワイナリーがあり、各ワイナリーのワイン飲み比べもおすすめです。また、全国区の人気ラーメン店の他、個性豊かなラーメン店が多い麺の町でもあります。