伊勢堂岱遺跡は、縄文時代後期前半(今から約4,000年前)の大規模な祭祀場です。環状列石や配石遺構、掘立柱建物跡、土壙墓など、多くの祭り・祈りの施設が見つかっています。平成13年に国の史跡に指定され、令和3年7月には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の1つとして世界文化遺産へ登録されました。併設の伊勢堂岱縄文館は、伊勢堂岱遺跡から出土した約300点の土偶・土器などを展示しています。館内の体験コーナーでは、小規模の講演会の開催のほか、勾玉づくりや土器づくりなどを体験できるようになっています。このほか、土日祝日には、ボランティアグループが遺跡をガイドしています。