最上公園は4月下旬に桜の見頃を迎えます。4月20日から始まる春まつりでは、ぼんぼりが灯り、夜桜も楽しむことができます。4月29日から5月5日の間は、春告魚と呼ばれるカド(ニシン)を焼いて春の訪れを祝う「新庄カド焼きまつり」も開催され、お花見スポットとしておすすめです!
最上公園は新庄藩初代藩主・戸沢政盛が1625年(寛永2年)に築いた新庄城の城跡で、市指定史跡。243年間にわたり新庄藩政の中心でした。春になると濠端の約300本のソメイヨシノやシダレザクラが一斉に咲き誇る花見の名所でもあります。公園内にある戸沢神社への参道にかかる橋は、お堀に映った桜の景観が楽しめます。
夜桜を照らすぼんぼりの点灯は18:30頃〜21:00まで。「カド焼きまつり」では、旬を迎えた脂の乗った大型のカド(ニシン)を蒸し焼きにして焼いた、新庄名物・カド焼きをたっぷりと味わえます。カドは春告魚(はるつげうお)とも呼ばれ、豪雪地帯である新庄市では雪解けとともに入荷するカドを焼いて、見頃の桜とともに春の訪れを喜んだともいわれています。