奥久慈県立自然公園矢祭山(昭和23年10月18日指定・面積668ヘクタール)には、三勝八景があり、山は奇岩怪石に富み、久慈川の清流とともに雄大な景勝地で、四季折々の景観は素晴らしく、「東北の耶馬溪」と称されています。公園内には、西行法師・水戸光圀・阪正臣の歌碑と本居豊頴が撰文した矢祭山の碑があり、百数十年を経た数多いツツジが松・桜とともに生育しています。
また、このあたり一帯は、鳥獣保護区として指定され、キジ・ヤマドリ・ムクドリ・キビタキ・カワセミ・ツグミ・ヒガラ・イカル・サンコウチョウ・コルリ等の野鳥や、イノシシ・ウサギ・キツネ等約90種類以上の鳥獣が生息しています。
春には100本を超えるソメイヨシノ、約5万本のツツジが公園内を彩り、夏には新緑、秋には辺り一面燃えるような紅葉が広場ります。
澄み切った青空、野鳥や鈴虫・松虫の鳴く音など目で耳で天然の美が満喫できます。
●例年の見ごろの目安ソメイヨシノ・・・4月中旬~下旬ツツジ・・・4月下旬~5月上旬紅葉・・・10月下旬~11月