花は地域によって様々な表情を見せてくれます。阿武隈山系が悠々と丘陵を形成している田村市は、彩り豊かな木々や草花が咲き誇ります。優美に咲く田村市の花々はきっと見る人の心も豊かに彩ってくれることでしょう。
4月下旬頃「小沢の桜」田村市には春を告げる自慢の桜風景がいくつかありますが、中でも船引町にある小沢の桜は、日本の原風景と呼ぶにふさわしい風情があります。
5月下旬~6月頃「高柴山のツツジ」山ひとつが約3万株のツツジの花でおおわれる高柴山。深紅のじゅうたんを敷き詰めたような最盛期の風景は、訪れる人を圧倒するほどです。
6月下旬~7月上旬頃「あぶくま洞のラベンダー園」約5万株ものラベンダーがあぶくま洞の丘に広がり、阿武隈高原のすがすがしい風が癒しの香りをあたり一面に届けてくれます。
7月~8月頃「牧野のひまわり」大越町の牧野ひまわり会が植えた約3万本のひまわり。青空と山々の緑に囲まれる夏に、鮮やかな黄色の花を咲かせます。
10月下旬~11月中旬頃「菊の里ときわ」黄、赤、ピンク、白などの約3千株のザル菊が、見る人の心を和ませてくれます。ざるを伏せたような形からザル菊と呼ばれています。
ほかにも田村市には四季折々の花々が咲きます。ぜひお気に入りの花を見つけてください。