鰺ヶ沢町にある種里城は、南部下久慈から種里へ入部した大浦光信公が築いた城です。光信公から五代後の為信公が津軽統一を成し遂げ、津軽藩初代藩主となりました。そのため、津軽の礎を築いたこの地は、津軽藩発祥の地と言われています。
城跡には、光信公の銅像のほか、御廟所が静かにたたずみ、歴史資料館「光信公の館」では、津軽家ゆかりの品々が展示されています。また、光信公の館では種里城の御城印を販売しています。
この御城印は、南部氏にゆかりのある七つの城館・城郭でそれぞれの城にちなんだ御城印を販売する「南部お城めぐり」のひとつ。
御城印には城の名前が筆で記され、城主の家紋などが押されています。御城印は、1枚300円。
この機会に、南部ゆかりの七城をめぐってみませんか。
●南部氏ゆかりの七城
種里城(鰺ヶ沢町)
根城(八戸市)
三戸城(三戸町)
聖寿寺館(南部町)
久慈城(岩手県久慈市)
九戸城(岩手県二戸町)
鍋倉城(岩手県遠野市)
【入館料】一般300円、高校生220円、小・中学生150円