胆沢城跡は、802年(延歴21年)に坂上田村麻呂が造営した平安時代の城柵(国が地方に作った政治と軍事の拠点となる役所)跡です。808年(大同3年)までに陸奥国府である多賀城から軍政を司る「鎮守府」が遷され、10世紀後半頃まで鎮守府胆沢城として機能していました。
これらの当時の景観を想像することができるように、現地に築地を立体再現したほか、外郭南門跡や櫓跡の柱を設置しています。
また、公園内には公衆Wi-Fiを整備しているほか、スマートフォンやタブレットに「AR胆沢城」アプリをダウンロードしてARコンテンツを楽しむこともできます。