久慈秋まつりは1360年代からの歴史と伝統を誇る、岩手県北地域最大のお祭りです。道路いっぱいの大きな山車と活気あふれる神輿が久慈市内の目抜き通りを練り歩き、毎年多くの観光客が訪れています。
大神宮、秋葉神社、巽山神社の三社に奉納する祭礼で、市内8つの山車組が趣向を凝らした豪華絢爛な山車が見どころの一つとなっています。これらは全て手作りのからくり式で、人形や飾りが上下左右に展開することで最大12mにも及ぶ姿は圧巻です。
毎年9月第3金曜日から3日間開催され、初日(お通り)と3日目(お還り)は山車と神輿の合同運行、2日目(中日)は郷土芸能大パレードとなっており、3日間存分に楽しめる内容となっています。前夜祭では8つの山車組と神輿組が一堂に会し、煌びやかな照明の中で音頭を上げる様子も大変迫力があります。
また、道の駅くじ やませ土風館の風の館では山車の展示を行っており、大迫力の山車を年中間近で見ることができます。