【南部菱刺】南部菱刺は江戸時代に始まったとされる青森県南部地方で刺されている技法であり、青森県の伝統工芸三大刺し子のひとつです。寒冷な気候で麻しか育たなかった地における、保温と補強のために生み出された生活の知恵でした。数百種類とも言われる菱刺の模様は、2・4・6の偶数の目を数えて刺します。綿糸・毛糸などの様々な差し糸を使い、1段1段刺し綴っていきます。仕上がりは横長の菱形の平面で構成されています。周辺の自然を表したような色鮮やかな独特の彩りも魅力的です。
【南部裂織】青森県南部地方に古くから伝わる「南部裂織」。裂織とは、使い古された布を手で裂いたものを横糸にして、地機で織りあげる織物のひとつです。木綿糸を縦糸に、古布を細く裂いたものを横糸にして織り上げる南部裂織は、昔、貴重な布を大事に使う中で生まれたものです。現在はそのカラフルなデザイン性を生かして、手さげ袋や小物入れ等が作られています。
【菱刺・裂織体験】VISITはちのへ(ユートリー)では、南部菱刺・南部裂織体験ができます。(予約制)電 話:0178‐27‐2227HP http://www.youtree.com/taiken.html
≪南部菱刺体験~コースターづくり~≫開催日:木・金・土曜日、第1・3水曜開催時間:10:00~13:00開催場所:ユートリー2F伝統工芸実演場対象人員:1人~4人体験料:一人1,200円(材料費込)申込受付:事前に要予約
≪南部裂織体験~花瓶敷づくり~≫開催日:日・月・火曜日、第2・4水曜開催時間:10:00~15:30開催場所:1~2人…ユートリー2F伝統工芸実演場 3~7人…4F伝統工芸室(空き状況により受付できない場合があります)対象人員:1~7人体験料:一人1,200円(材料費込)申込受付:3日前までに要予約 問合時間 10:00~15:00
※2023年6月30日現在の情報です