大正元年に開かれた真言宗のお寺です。木彫としては日本最大の観音像を安置しており、その高さは17m、顔の長さ2.4mで、重さ25tです。冠に七福神が祀られており、岩手県で唯一の願いが叶う祈願霊場となります。春には桜、ツヅジ、秋には紅葉もすばらしく、参拝者で絶えず賑わっています。
福泉寺の開山は大正元年(1912)で、初代住職佐々木宥尊師が、県内外の信徒の協力を得て、苦心を重ねながら開いたといわれています。
昭和57年10月には多宝搭を、平成2年6月には五重塔を建立し、その威容は、いっそうまわりの静寂を深めています。