クアの道は、健康の道という意味で、ドイツのクアオルト(療養地)で設置されている健康増進のための道を参考にしている。気候性地形療法と言われるもので、自分の体力に合ったスピードで、「冷気と風」、「太陽光線」などの気候要素を活用し、体表面を冷たく保ちながら、森や山の中の傾斜地を歩くことで持久力を強化し、通常の運動の2倍の効果を得ようとするもの。 コースは、月山志津温泉から周回できる自然豊かなコースで、全長3.3㎞、高度差126m。ブナの原生林をはじめ、五色沼や地蔵沼があり、さらには、“樹齢400年以上で大きくねじれた幹が特徴的な 月山山麓のシンボル 一本ブナ”との出会いは感動そのもので、心も元気になる。