岩手県県民の森は、岩手山の北麓、標高500-1000mに位置し、山腹から続くブナやミズナラ林は大径木も多く、自然度の高い貴重な森林他、カラマツ、トドマツの人工林やミズナラの二次林、落葉広葉樹林からなる森林にはツキノワグマ、ニホンカモシカ等の大型獣や、アカゲラ、キビタキをはじめとする多数の森林性鳥類が生息しています。園内は四季を通じて、様々な自然の表情を楽しむことが出来ます。春はサクラの名所として有名で、オオヤマザクラとカスミザクラの大木が寄り添うように立つ「夫婦桜」や、残雪の岩手山などの山々を背景としたサクラは絶景です。新緑の頃、園内各所で競うように様々な植物の花が咲き始めます。秋の紅葉も素晴らしく、森の大橋や松川渓谷、七滝などが紅葉スポットとして人気です。また厳冬期、落差30mの七滝が凍る姿は圧巻です。近年は海外からも氷瀑を観にお越し頂いております。公園内施設として、木造の森林ふれあい学習館フォレストアイ、炊事場・ウッドデッキを備えたキャンプ場を設置しています。また、この豊かな自然を皆様にご利用いただくため、年間を通じて自然観察会や木工教室などの行事を企画しております。皆様のお越しをお待ちしております