米沢上杉まつりは、米沢上杉家の家祖である上杉謙信を祀る上杉神社、名君上杉鷹山、上杉景勝、直江兼続などを祀る松岬神社の春の例大祭に合わせて、全市民を挙げて行う米沢に春を告げるおまつりです。期間中、市内はまつり一色に彩られ、多くのイベントに沸き返ります。〇武禘式 5月2日 上杉謙信の出陣の儀式の再現。赤々と燃えるかがり火の中で五沾水(ごてんすい)の義、軍神勧請などが約一時間にわたって荘厳にとり行われます。〇上杉行列 5月3日 御輿を中心に、山車、騎馬武者、小学生鼓笛隊を加えた千人を超える絢爛豪華な上杉の甲冑行列が市内を練り歩きます。〇川中島合戦 5月3日 戦国史上最大の戦いといわれる上杉、武田両軍の激突。永禄四年秋の戦いを再現します。火縄銃の発砲、上杉謙信が単騎で武田軍に斬り込む「三太刀七太刀」の名場面や、全軍団による総がかり等両軍合わせて約700名もの武者が入り乱れての戦闘シーンは迫力満点で、まるで現代に甦る戦国絵巻です。