大沢温泉敷地内にある仮宮にて欅(けやき)で出来たご神体をご祈祷。神楽や太鼓を奉納した後、露天風呂大沢の湯に移動し、ご神体を洗い清めます。そして、ご神体を露天風呂に浮かべ、祈願される女性たちが、ご神体にまたがって露天風呂内を回ります。ご神体は、仮宮に戻され、ゴールデンウィーク最終日に大久保山にある本殿に移されます。【注意点】駐車場は限られています。路線バス利用か、なるべくマイカーで乗り合わせの上お越しください。
◇大沢金勢祭りの由来◇当金勢神社は、大沢温泉から車で15分程の大久保山山中にあります。昭和46年8月20日、現在の岩手県盛岡市玉山区の巻堀神社から分神遷宮された神社です。当大沢を含む地域のテレビ受信困難が、大久保山にできたテレビ電波中継により解消され、その周辺に道祖神(道の神様)である金勢様を祀り、神社を設けました。金勢様は、縁結び、子宝、安産、下の病気にも効験があるとされています。その後、大きな欅(けやき)でご神体が造られました。このご神体を近くの大沢温泉の露天風呂に浮かべ、子宝・安産の祈願をしては、ということで始まったのが大沢金勢祭りです。現在は、昔とはやり方を変え、ご神体は冬期間大沢温泉敷地内の仮宮でお過ごしいただき、4月29日の祭りでお清めし、ゴールデンウィーク終わりに大久保山に御返しします。雪の降る前に大沢温泉の仮宮にまたお出で頂きます。
≪祭りの日程≫4月29日 神事 14:00~ その後神楽、金勢太鼓の奉納、紅白餅撒き【大沢温泉敷地内(自炊部・湯治屋への坂の途中)】 入浴の儀 15:00前後 進行具合によって時間がずれる場合があります。【大沢温泉自炊部・湯治屋の露天風呂大沢の湯】 ※入浴の儀は、場所の広さの関係上、露天風呂対岸菊水舘側からご覧ください。