■深山和紙の歴史 山形県のほぼ中央にある白鷹町。深山和紙漉きが伝わったのは、江戸時代初期、およそ四百年前の寛永年間と伝えられています。 深山和紙は、当時「出羽の国」を治めていた上杉藩の御用紙として用いられていたとういう伝統の和紙で山形県指定無形文化財に登録されています。 本紅の材料となる紅餅を都に運ぶ際に、紅餅を深山和紙に包んだといわれています。令和元年5月に日本遺産に登録された『山寺と紅花文化』の構成文化財です。
■深山でおいしいご飯も 深山和紙振興研究センターでは、和紙漉き体験のほか、隣接する農家民宿「いきいき深山郷のどか村」での田舎料理を楽しむこともできます。