松の湯はかつて地域の人々に愛された銭湯でした。屋根を突き抜け、力強い生命力を感じさせる松の木が印象的な松の湯は、この地に建てられた江戸時代の当時、旅籠(旅館)だったと伝えられています。旅人が疲れを癒し、さまざまな情報を交わす場所であったと考えられています。その後、銭湯に変わり、平成5年に銭湯としての役割を終えてからも、再生利活用を願う市民の声が多く、「松の湯交流館」として生まれ変わりました。地元の人には「自分の場」として、来訪者には「散策の休憩・案内所」として気軽に利用していただける施設となっております。