学問の神様といわれる菅原道真公を祀る鶴岡天満宮のお祭りで毎年5月25日に行われます。道真公が九州太宰府に配流された時、道真公を慕う人々が時の権力をはばかり、姿を変え顔を隠して密かに酒を酌み交わし、別れを惜しんだという言い伝えから、天神祭当日は、老若男女に関係なく、派手な花模様の長襦袢に帯を締め、手ぬぐいと編み笠で顔を隠した「化けもの」に扮し、手に杯と徳利を持ち、無言で酒を振舞います。通称「化けものまつり」と呼ばれ、化けもの姿で3年間誰にも知られずにお参りができると、念願がかなうといわれています。当日は「天神祭パレード」が行われ、お祭りを盛り上げます。