歴史文化・祭り・民俗の視点から新庄市を紹介している新庄ふるさと歴史センター。
ここには新庄市出身の人間国宝の鍛金家「奥山峰石」氏と洋画家「近岡善次郎」氏の作品を常設展示しています。奥山氏の作品である端正で美しい銀の器は、展示されているものだけでも計1億円相当の美術品です。仙台での待ち合わせ場所として定番の仙台駅のステンドグラス。この原画を描いたことで著名な近岡善次郎氏。近岡氏の西洋建築や母子像、雪国の風土などを題材とした作品群のほか、スケッチや美術資料も展示しています。
館内にはユネスコ無形文化遺産「新庄まつり」で運行された優秀山車2台を展示している「新庄山車会館」、約1万点(数では東北2位)の民具や昭和20~30年代の家や商店を再現したコーナーなどがある「雪国民俗館」、考古資料や新庄藩時代のものなどを展示している「新庄市歴史民俗資料館」もあります。また、毎週日曜日13時から15時にかけて、民話語りの実演を行っています。軽妙な昔語りをお楽しみください。(12~1月休止)