日本遺産「サムライゆかりのシルク 日本の近代化の原風景に出会うまち鶴岡へ」に認定された、国指定史跡「松ヶ岡開墾場」は、今から150年前、旧庄内藩士が刀を鍬に持ち替え山林を開墾し、大蚕室群が建てられました。現在も、蚕室、本陣などの建造物が並ぶ明治初期の面影をそのまま残す国内でも貴重な史跡です。大正10年に松ヶ岡開墾50年を記念して植樹された桜が、100年の年を経て見事なアーチを織りなして皆様をお迎えします。桜のトンネルの通路の両脇にある蚕室、本陣では、2022年にオープンした「シルクミライ館」のkiboso展の他、クラフト展・手仕事展・オーガニックマルシェ・食のブース・陶芸体験など盛りだくさんの企画が催され、隣接するワイナリーでも特別イベントが行われます。また、夜間は敷地内の百年桜がライトアップされます。