古くより「西の祇園社、中の津島社、東の田出宇賀社」と言われ日本三大祇園のひとつに数えられるのが会津田島祇園祭です。「本祭」にあたる23日の早朝には、豪華絢爛な花嫁衣装を着た女性が列をなして神社への道のりを歩く「七行器(ななほかい)行列」が行われます。艶やかな花嫁行列は実に華やか。まさに日本一の花嫁行列です。また、22日の「宵祭」、23日の「本祭」の夕方からは、勇壮に駆ける大屋台の上で子供歌舞伎が上演されるなど、期間を通じてたくさんの見どころがあります。 御党屋制度によって保存され、現在9組の御党屋組が1年間党本を支えて祭事を担当します。伝統の民俗を守り続けて、昭和56年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。