1855年、幕府の命を受け、北方警備のため蝦夷地に赴いた勇敢な弘前藩士。
厳冬下、浮腫病の予防薬として飲んだ「蘭療法」に基づく珈琲を再現したのが「藩士の珈琲」です。
庶民としては日本で一番最初に珈琲を飲んだのは弘前人であるといわれています。
現在、市内の喫茶店数店で、この弘前藩士たちが薬として飲んでいた珈琲を再現しています。
東北最古の喫茶店「万茶ン」をはじめ、歴史ある喫茶店が数多く存在する珈琲の街弘前で、藩政時代の弘前に思いをはせながら、ぜひ一度普段飲んでいる珈琲との違いを比べてみてはいかがでしょうか。