森林と人間生活との関わりや、林業に関する知識の普及向上のため、1982年に開館した日本初の森と木を考える博物館です。
映画「八甲田山」のロケにも使用されるなど、映画、写真にもしばしば登場するおしゃれな建物の外観は、1908年に建築されたルネッサンス様式の木造建物で、過去には青森営林局庁舎として活用されてきました。
青森県産ヒバで造られ、その耐久性をそのままに体現しています。全館を通してストーリーのある展示で、青森県の木ヒバの全てを紹介しているほか、北国の森の中にいるような気持ちで、高度な知識がわかりやすく理解できます。
第5・第7展示室の「幹部視察用客車あすなろ号、モノコック鋼製運材台車、六郎隊扁額」3点を含む津軽森林鉄道の資料は東北初の林業遺産に認定されています。