八戸港はイカの水揚げ日本一を誇ります。水揚げの主力である海外産のアカイカや、7月頃から漁が始まる近海のスルメイカ、冬場のヤリイカなど、年間を通してさまざまな種類のイカが水揚げされます。近海イカの時期になると、その日の午後に獲れたばかりのイカが「夕獲れイカ」として飲食店のメニューに名を連ね、コリコリとした食感が訪れた客を楽しませてくれます。臭みのない新鮮なイカのゴロ(ワタ・腑)を入れた腑醤油で食べると格別。ほかにも、コクのあるゴロと身を絡めて焼いたゴロ焼きや、イカの角切りをにんにく醤油で漬け込み、ご飯に乗せた丼「八戸ばくだん」など、八戸のイカの食べ方は多種多様です。お土産品では「 なかよし 」という珍味があります。八戸漁港に水揚げされた良質なイカでこだわりのチーズを挟んだもので、お茶請けやお酒のつまみに最適です。
※2020年2月29日現在の情報です。