下北半島の最高峰、標高878メートルの「釜臥山」。その釜臥山の標高785メートルには、「釜臥山展望台」があり、360度の大パノラマからは、北海道、太平洋、陸奥湾を抱く下北半島、むつ市街が眺望できる絶景スポットとなっております。釜臥山からの夜景は、アゲハチョウが羽を広げて飛び立つように浮かび上がることから、「光のアゲハチョウ」と称されており、日本夜景遺産にも認定され、2021年には、夜景を活かした観光振興を考える「全国夜景サミット」と「全国名月サミット」の全国初となる同時開催がむつ市で行われました。標高585メートルには、恐山展望台、595メートルには、むつ湾展望台もあります。夜景だけでなく、紅葉時期や夕陽も美しい風景が見渡せます。
・アゲハチョウストーリー
むつ市の夜景は、田名部川流域の地形と街明かりの光と闇のコントラストにより、あたかも羽を広げたアゲハチョウのように見えることから「光のアゲハチョウ」と称されています。・特別なアゲハチョウ
■アゲハチョウの夜景と漁り火
一年の一定時期、いか漁の船が漁り火として、むつ市街の南側の海に瞬く。眼下に広がる「アゲハチョウ」の光と漁り火の光群は、下北半島に夜な夜な羽ばたく、”アゲハチョウの群れ”のようにも見える特性から、家族の絆、仲間との団結などの意味が持たれ、「固い約束ができる特別な夜景」として注目されている。
■アゲハチョウの夜景と満月
北の透明感溢れる空気に映える満月が、眼下の「アゲハチョウ」と競演する。天候や冬期の道路通行止め等もあるため、一年で数回しか見れない貴重な夜景。アゲハチョウの上空に煌々と輝く満月による風景は、もはや地球の枠を飛び越え、大いなる宇宙の彼方で競演するような神秘的な世界感に溢れることから、「大いなる愛」「永遠の愛」など、「祈り・願い」を叶える夜景と言われる。※内容は令和2年1月31日現在のものです。