徳川幕府の命を受けた、蘭学者の武田斐三郎が設計を手掛け、1864年に完成した国内初の星形西洋式城郭で、戊辰戦争最後の戦いである箱館戦争の舞台にもなりました。
現在では、公園として一般開放されており、春には、約1600本のソメイヨシノなどが咲き誇る道南有数の桜の名所に。冬には、堀がライトアップされ、幻想的な星形が浮かび上がるイルミネーションイベント「五稜星の夢(ほしのゆめ)」が開催されます。
郭内には、2010年に部分復元が終了し、内部の一般公開がされている歴史的復元建造物「箱館奉行所」があるほか、隣接している「五稜郭タワー」から見下ろす五稜郭は絶景です。