天台寺名誉住職の瀬戸内寂聴師のゆかりの品である直筆の原稿や手紙、天台寺に晋山(しんざん)した場面や住職退任時の様子、天台寺や旧浄法寺町での日常の姿を収めた写真パネルなど多数展示してます。 このほか、瀬戸内春海時代からこれまでの著書も約300冊展示され、天台寺例大祭での法話の映像を放映しています。 記念館の入り口は、京都市にある寂聴師の庵(いおり)「寂庵」の門が再現され、その中に入ると天台寺で在職中に執筆していた「寂庵」の書斎が再現されています。このほか実際に使用されていた岩谷堂箪笥や文机、書きかけの原稿、食事をしていた浄法寺塗りの椀を展示しています。