豊臣秀吉の天下統一最後の舞台となった九戸政実の居城跡、豊臣軍6万ともいわれる再仕置軍に対して、九戸軍5千あまりの兵で互角の戦いをした難攻不落の城跡です。昭和10年に国指定史跡に指定されています。
■本丸の石垣東北最古といわれる城跡の石垣は、天正19年(1591年)の落城直後に築かれ、蒲生氏郷をはじめとする大名の配下で穴太衆(あのうしゅう)という石垣構築専門集団によるものだと考えられています。
■土井晩翠の歌碑昭和14年(1939年)りんご狩りに訪れた晩翠が九戸城の悲話を聞き、書き残した「荒城の月」を刻んだ碑です。
■続日本100名城に選定平成29年(2017年)4月には、公益財団法人日本城郭協会により「続日本100名城」に選定されました。